サウナ用語「ロウリュ」とは?
サウナ発祥の地、フィンフランドに伝わるサウナ入浴方法のことです。サウナストーブの上で熱されたサウナストーンにアロマ水を掛けて水蒸気を発生させます。この入浴方法のことをフィンランド語で「ロウリュ(löyly)」と呼びます。
フィンランドサウナと言えば、ロウリュ。ロウリュと言えば、フィンランドサウナ。フィンランドでは「ロウリュにサウナの魂あり」と言われるほど、現地では浸透している入浴方法です。
ロウリュの効果
ロウリュを行うことにより以下の効果があると言われています。
- アロマによるリラックス効果
- 温度/湿度上昇による発汗促進
湿度が上がることで、体感温度が上昇し、より体が温まることにつながります。また呼吸がしやすくなったり、髪の毛の乾燥を防げるという作用もあります。
ロウリュウ、アウフグースとの違いは?
ロウリュウ
フィンランド語「ロウリュ」をどのように発音するかの違いです。日本人の発音では「ロウリュウ」ではなく「ロウリュ」の方が近いとされます。「ロウリュウ」も「ロウリュ」も意味は同じです。
アウフグース
「ロウリュ」を行った後に発生した水蒸気をタオルで仰ぐ行為のことです。ドイツ語で「コーヒーなどを沸かせる」という意味を持ちます。日本語では「熱波」と表現されます。
タオルで仰いでくれる人を「アウフギーサー」や「熱波師」と呼びます。「アウフグース」が行われる前には「ロウリュ」が行われるので、「ロウリュ→アウフグース」をまとめてアウフグースと表現されることも多いです。
ロウリュの種類
セルフロウリュ
自分でロウリュを行うことです。サウナにアロマ水が設置されており、好きなタイミングで好きな回数ロウリュを行うことが出来ます。
オートロウリュ
定期的にサウナストーブ側でロウリュが行われることです。15分や30分に1回行われることが多いです。
まとめ
ロウリュウの意味や効果、アウフグースとの違いなどを紹介してきました。 サウナでロウリュウをすることは、体も心も健やかにしてくれます。 仕事や家事、子育てで疲労したときは、少しだけ時間をつくりサウナに入ってみてほしいと思います。 きっとサウナを出る頃には、疲れや悩みが軽減されています。